自転車の安全運転の知識と技術を競う第41回交通安全子ども自転車県大会が7月27日、長崎市の県立総合体育館で行われ、本市代表として35年連続出場を果たした初山小(古賀栄作校長、30人)が団体戦で出場22チーム中3位入賞を果たした。
同校は、3年連続で大会出場の川上茜さん(6年)が学科(600点)で満点を出すなど、出場した4選手の学科合計点は2360点とトップの成績を残した。実技(安全走行350点、技能走行250点)でややミスが出てしまい、実技合計は2120点と4位に終わったが、トータル4480点で総合3位と、昨年の10位から大きく順位を上げた。
キャプテンの冨田隼平さん(6年)は「広い会場で、少し緊張してしまった。優勝を目指していたので3位は悔しいが、昨年の優勝チーム(対馬・鶏鳴小=5位)には勝てたのでホッとしている。個人戦も昨年の58位から9位になれたので良かった」と笑顔を見せた。
川上さんは個人戦で7位に入った。「もう少しで6位入賞だったので残念だったが、6年生として最後の大会で団体戦3位に入れたことは満足している。後輩たちに来年、優勝を目指してもらいます」と夢を託した。
【団体戦成績】①大村中央4675(学科2340・実技2335)②時津北4610(2350・2260)③初山4480(2360・2120)
【個人戦成績】⑦川上茜(6年)1155、⑨冨田隼平(6年)1135、⑯長嶋泉澄(5年)1100、22位・田中希来斗(5年)1090▽リザーブ 市山煌太(4年)