長崎県神社庁壱岐支部(村田哲郎支部長)主催の献穀田お田植え祭が5月2日、天満神社氏子の平田弘さん(石田町石田本村触)の斎田で行われた。
田長、耕作長、早乙女ほか、白川博一壱岐市長、川﨑裕司JA壱岐市組合長、総代会、地元の人たちが参列して、1年間の豊作を祈願。壱岐神楽「豊年舞」などが奉納され、注連縄(しめなわ)に囲まれた献穀田で菅笠、茜たすきに身を包んだ地元小中学生の早乙女、早乙男が、古式にのっとり早苗を植え付けた。
初めて早乙女を務めた川岸紗季さん(石田中2年)は「田植えは小学校の実習以来で、田んぼの中でうまく動けないで苦労しましたが、豊作になることを願いながら植えました」と話した。