県はこのほど、本年度海水浴場水質調査結果(遊泳前)を発表した。
本市は調査対象の筒城浜、大浜、錦浜、辰ノ島の4場がいずれも、汚染の指標となるふん便性大腸菌群数は2個未満(不検出)、水の汚濁状況を示すCOD(科学的酸素要求量)は2㍉㌘以下、透明度1㍍以上で、最高基準の「水質AA」判定となった。筒城浜、大浜、錦浜の3場は昨年と同評価、辰ノ島は昨年の「A」から改善された。
また筒城浜、大浜、錦浜の3場のCODは0・7㍉㌘で、昨年の1・0~1・2㍉㌘から大きく減少。県内トップの汚濁の少なさとなった。辰ノ島も昨年の1・4㍉㌘から1・1㍉㌘に改善された。
市観光商工課によると、昨年の利用者数は筒城浜2万4千人、大浜7千人、錦浜6千人、辰ノ島8千人だった。