JVA第16回全日本ビーチバレーボールU15選手権大会4人制(8月16、17日、神奈川・鵠沼海岸)に出場する県代表チームを選出する県予選が7月6日、諫早市結の浜マリンパーク特設コースで開かれ、男子予選(出場2チーム)に壱岐の中学生3人を含む「チーム長崎」が出場。「うみぼうず」を相手に第1セット25‐22、第2セット25‐18で2セットを連取して快勝し、全日本選手権出場を決めた。
チーム長崎は、6月に行われた中学バレーボールのJOC第1回県レベル選考会に出場した選手のうち、県中学総体に出場しない選手(本市の場合は郷ノ浦中以外)の中で、ビーチバレーに興味がある選手に打診があり、壱岐から参加した横山桜士朗さん(石田中3年)、堤響紀さん(同)、小川桂虎さん(勝本中3年)に、石田中でバレーボール部顧問だった横山興教諭が異動した先の諫早・高来中3年の大石隆貴さんを加えた4人で編成した。4人ともビーチバレーの経験はなく、4人制も初めて。しかも学校・地域も違うため練習は県予選直前だけだったが、見事なチームワークを発揮して選考会を勝ち抜いた。
横山さんは「今回、全国大会に出場することができてよかったです。僕たちはビーチバレーの大会があることを県大会当日の1週間前に初めて知りました。今まで重要な大会で勝った経験が少なく、このチャンスを掴むことができたのがすごく嬉しかったです。チームのメンバーがほとんど壱岐出身ということもあり全国大会ではいい戦績で終わり、壱岐の名を轟かせるよう頑張ります。大自然の多い壱岐には綺麗な浜辺があるので<今回の出来事で壱岐の中でもビーチバレーが盛んになって欲しいです。そして壱岐の浜辺や海にたくさんの人が来るきっかけにしたいです」と話した。