石田町老人クラブ連合会(山下正業会長)の作品展が13~15日、石田農村環境改善センターで開催された。
毎年千点以上の作品が展示される盛大なイベントだが、今年は1620点(うち団体作品15点)と過去最大規模となった。ホール内には干支である羊のぬいぐるまを飾ったひな壇、手編みショール・買い物かご・キルトワークなどの工芸作品、生け花・寄せ植え、写真・絵画、健康を祝う千羽鶴など、出品者の思いのこもった作品がズラリと並んだ。
出品者は198人で、このうち41人が80歳以上だった。「石田地区も高齢者が多くなつてきているが、一緒に何かやろう、みんなで教え合って楽しもう、という機運はさらに高まっているように思える」と松嶋幸弘事務局長は会員の総意と連帯の輪の広がりを感じていた。