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親子で竹あかりを制作 七夕イベントで披露、瀬戸小児童

瀬戸小学校3年生が15日、保護者と一緒に「竹あかり」の制作に挑戦した。
同校の親子レクレーションとして実施され、児童14人とその保護者、教員ら約30人が参加した。
講師は地元の前田硝子店の前田翔吾さん(35)。旧箱崎中学校卒業後、島外の高校に進学。熊本の大学に在学中に竹あかりと出会い制作し始め、卒業後、竹あかり演出を手掛ける会社に入社。チーフディレクターとして空間演出を担当してきた。2023年にUターンし硝子店を継いでいる。
竹あかりづくりでは、直径20㌢ほどの竹に、イルカや月、猿岩などが描かれた紙をあて、その上から電動ドリルで穴をあけた。子どもたちもドリルの使い方を習い、器用に穴をあけていた。
同校創立150周年を記念して、瀬戸小の校章を彫った長島慶志郎さんは、以前にも夏休みの工作で電動ドリルを使った経験があった。今回も重たいドリルを使って作り上げ、「楽しかったけど、握力がなくなった」と笑顔。
前田さんは「竹あかりは誰でも綺麗なものを作ることができる。この機会を通して自然や工作、アートに触れるきっかけになれば」と話した。
作った竹あかりは7月5日夜(午後6時点灯式)、信漁連箱崎出張所の花壇周辺で開く、七夕飾りなど住民参加のイベント「星宵(ほしよい)」で披露される予定。

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