© 【公式】壱岐新聞社 All rights reserved.

20181/19

市民が理解できる議会に。

昨年12月18日から耐震改修工事により市役所郷ノ浦庁舎1階部分が使用できなくなり、執務室は他のフロアに一時移転されている。市民の出入りは地下部分からで、駐車場も1階部分など使用できないため満車が多い。企画振興部は昨年4月から壱岐振興局別館に一時移転し振興局の駐車場も混雑していて、市民だけでなく、職員も様々な面で不便を強いられている。

4庁舎の耐震改修工事には約16~20億円が使われる。「居ながら工事」による引っ越し、仕事の効率悪化などを考えると、目に見える費用以上の負担もある。新庁舎建設費は約24億円、旧庁舎の解体費などを合わせると約29億円の見積もりだった。その差額を大きいのか小さいのか、いまやるべきか将来に持ち越すべきかは、人によって判断が違った。住民投票の結果で庁舎建設賛成が4629票、反対が9703票とダブルスコアの明確な差で「建設しない」ことを市民が決めたのだから、いまさら問題を蒸し返しても意味はない。

だが、当初は建設を推進していた市、議会が「建設しない」デメリットについて、市民に十分理解できるような説明をしていたのかどうかは疑問が残る。これは庁舎問題に限ったことではない。議会を傍聴していていつも思うことは、議員の質問も、市執行部の説明も「聞いている市民」を意識していないのではないか、という点だ。議案はお役所特有の文章で、慣れているはずの記者ですら解読には困難を極める。市条例がすべて頭に入っていないと、何を変更したかもよく判らない。

一般質問でも議員の質問はたどたどしかったり、早口だったりするし、市執行部の回答もまた同様だ。用意した原稿を読むだけの回答というのは、早口になり、聞いていて頭に入りにくい。本紙ではなるべく噛み砕いた表現で掲載しているが、スペースの都合ですべての質疑を掲載できるわけではない。議会は市民に理解してもらうために開いていることを18年は再認識してもらいたい。




  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

20187/20

「壱岐のほとけさま」展示。一支国博物館特別企画展

一支国博物館で13日、第41回特別企画展「壱岐のほとけさま~金銅仏編~」が1階テーマ展示室で開幕した。9月24日まで、入場無料。仏教が日本に…

20187/20

交通ビル撤去を発議すべき。

3日に本島を直撃した台風7号の強風で、郷ノ浦町市街地の壱岐交通ビルの壁の一部が落下した。同ビルの危険性はこれまでも指摘されており、市議会一般…

20187/13

野上恵子さんと一緒に走った!十八銀行陸上部が教室開講。

十八銀行女子陸上部(吉井賢監督)のメンバーら8人が6月28日から7月5日まで、恒例となった壱岐合宿を行った。合宿に参加した選手は、3月の名古…

20187/13

災害時こそSNS活用を。

7月3~4日に本島を直撃した台風7号は、壱岐空港で瞬間最大風速30・3㍍の観測史上最大を記録するなど、その強風で多くの被害をもたらした。記者…

20187/13

芦辺地区第1分団ポンプ車8連覇。郷ノ浦地区第7分団2部小型ポンプ3連覇。市消防操法大会

第8回壱岐市消防団消防ポンプ操法大会が8日、芦辺町の市消防団操法訓練場で行われ、小型ポンプの部には4地区大会を勝ち抜いた14チーム、ポンプ車…

ページ上部へ戻る