© 【公式】壱岐新聞社 All rights reserved.

201612/9

社説・炎上させるほど大胆な宣伝を

「世知辛い世の中になってきたな」と最近、思うことが多い。
消臭剤のCMで「日本一くさい食べ物」として「くさや」と消臭剤の対決映像に、産地などから抗議があり2週間で中止になった。北九州市のテーマパークで魚を氷漬けにしたスケートリンクでのイベントも「魚に対して不謹慎だ」などと取り止めになった。
これは最近の一例で、この数年は似たような出来事が毎週のように起こっている。少しでも目立つことを行うと、ネット上で非難・批判が起こる。
それをネットニュースが取り上げ、さらにテレビでも話題にすると、もう収まりがつかなくなる。そのテレビ局にしても、少し羽目を外すとBPOでの審議があるので、過剰とも思える自主規制を敷いている。
企業として、顧客の声に耳を傾けることは確かに必要だろう。イメージも重要だ。だがネットなどで表面化している意見は、あくまでも一部の人のものであり、正確な世論調査結果ではない。一部の批判を気にしすぎると、世の中が窮屈になってしまう。
勝手に取り上げられた「くさや」と、奇抜なアイデアとして自ら実現させた「魚氷漬けスケートリンク」では立場が違うが、ともにこれだけ取り上げられれば大きな宣伝になる。「炎上商法」という嫌な言葉もあるが、自らが意図したことではないのだから、気にする必要はない。誰からもある程度の好感が持たれるようなものは、アピール度も薄いものだ。
壱岐には様々な魅力があふれているが、その宣伝方法にはどれも炎上を心配するほどの大胆さが見られない。一部の批判など気にしないで、もっと大胆に攻めていく必要があるのではないだろうか。
例えば、市が募集している月給100万円の市産業支援センター(Iki‐Biz)センター長にしても、「市長よりも、市議会議長よりも、はるかに高い給料がもらえる!!」という謳い文句にすれば、さらに大きく取り上げられて、募集が隠れた人材の目に留まるかもしれない。




  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

20194/19

6人が30年度活動成果報告。市地域おこし協力隊員

本市で地域おこし協力隊員として活動中の6隊員(梅田はつみ、山内裕介、島居英史、市原未湖、中村陽子、小林伸行さん)が6日、壱岐の島ホールで平成…

20194/19

地域の力で自殺防止を。

市はこのほど、「壱岐市いのち支える自殺対策計画」を発表した。 全国的な自殺者数は平成10年に3万人を超え、23年までは3万人以上という…

20194/19

「豊富な資源を一方向へ」~国、県予算の有効活用を主導。黒﨑振興局長インタビュー

4月1日付けで大㟢義郎局長に代わって、黒﨑勇局長(56)が壱岐振興局に着任した。壱岐市への赴任は初めてだが、市町村課市町村合併推進室、合併・…

20194/12

チューリップが満開。桜とともに花見。

壱岐の風物詩、半城湾のチューリップ畑が、桜の満開とほぼ同時に開花のピークを迎えている。 畑は郷ノ浦町庄触の牧永護さんの敷地で、牧永さん…

20194/12

壱岐と「令和」のつながり。

新元号の「令和」の典拠は「万葉集」の巻5、梅花の歌三十二首の序文とされ、初めて日本の古典から選定されたと話題になっている。壱岐島は同じ日本の…

ページ上部へ戻る