© 【公式】壱岐新聞社 All rights reserved.

20177/21

4日から選挙戦スタート。30日投開票 壱岐市議選

任期満了に伴う市議会議員選挙は23日に告示、30日に投開票が行われる。定数16人に対し、6月22日の立候補予定者説明会、7月14日までの立候補者届出書等の事前審査には現職13人、元職1人、新人6人の20陣営(いずれも男性候補)が出席、手続きを行っており、前回の2013年選挙同様に20分の16を争う選挙戦が24日からスタートする。過去3回の市議選開票結果の傾向などから、有権者の投票行動を占う。

投票率80%前後

選挙に対しての関心が極めて高いのが壱岐市民の特徴で、投票率は4町合併後初の市議選となった2005年が88・66%、定数20人に対して立候補者21人だった09年でも83・77%を記録した。だが参院選と同日選挙となった前回の13年は82・24%と1・53ポイント減少した。
開票後に当時の選挙管理委員長は「参院選への関心の低さが市議選の投票率に影響したのかもしれない」と分析していたが、一般的に同日選は投票率が高まるのが特徴だ。
ある陣営幹部からは「争点がはっきりしなかった。また、気温が30℃を超える猛暑になったことで、外出を控えたお年寄りも多かったのではないか」との意見もあった。
今回も市長選のようなはっきりとした「争点」は見つけにくい。新人が過去最多の6人となることで、現在の市議会に対しての是非、経験豊かなベテランかフレッシュな新人かという選択などは多少あるかもしれないが、女性候補者が一人もいなくなるなど、投票率を高める要因は少ない。
前回同様に猛暑時期であり、また本市の高齢化率がさらに進んでいることからも、投票率は80%に到達しない可能性がある。

当落ライン8百票前後

市選管が発表した6月1日時点の有権者数は2万2964人(男1万817、女1万2147)。前回よりも700人程度の減少となっている。
最低得票数での当選は、09年が780票、今回と同じ20分の16だった13年が795票。投票率の減少を加味すると、800票前後が当落ラインになることは変わらないことが予想される。
ただし、前2回ともに千票以上を獲得したのは6人だけで、今回立候補予定なのはこのうち5人。千票以上の固定票を持つ候補者は少なく、投票先はかなり拡散することも予想される。前回は7~800票台が7人いたが、今回も当落線上は激しい争いになりそうだ。

激戦必至 郷ノ浦町

小さな壱岐島であっても、選挙においてはやはり「地盤」は大きな得票要因になる。
前回市議選立候補者20人の居住地は郷ノ浦9人(当選7人)、勝本3人(同2人)、芦辺6人(同5人)、石田2人(同2人)だった。
今回の立候補予定者は郷ノ浦11人、勝本2人、芦辺5人、石田2人で、郷ノ浦町が2人増えており、当選者数と比較すると4人多いことになる。
前回の郷ノ浦町居住候補者の得票総数は8318票で、これは全体の約43%だった。郷ノ浦町の人口比は約37%で居住人口以上の得票はあったが、立候補予定者20人の中で11人は55%にあたる。同町居住候補者にとっては、地盤以外からいかに得票するかがポイントとなりそうだ。

市議選初 高校生も

昨年、選挙権年齢が20歳から18歳に引き下げられ、制度改正後初めての市議選となる。約80人の現役高校生有権者(投票日翌日の7月31日までに18歳の誕生日を迎える生徒)の投票行動が当落を左右することも考えられる。
昨年の参院選に続いて両校では期日前特設投票所が設けられる。壱岐高は24日午後4~6時、壱岐商は26日正午~午後2時だが、両校とも夏休み期間であるため、どの程度が期日前投票を行うかは予想が難しい。
若者にとっての情報源はSNSなどインターネットを介したものが多いだけに、投票先の判断は候補者や政党のホームページ、SNSなどが重視されることも考えられる。




  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

20182/16

「美しい日本語の話し方」、劇団四季の俳優が授業。

本市で公演を行った劇団四季の俳優3人が5日、渡良小学校の4~6年生の児童38人を対象に「美しい日本語の話し方教室」を開いた。講師を務めたのは…

20182/16

もっと繋がる公衆無線LANを。

やや古いデータだが、観光庁が昨年2月に発表した訪日客への調査で、「旅行中に困ったこと」の1位は「施設などのスタッフのコミュニケーション」で3…

20182/16

原子力規制委と意見交換会。「住民は不安」、白川市長ら訴え。  玄海原発3号機16日燃料装填へ。

原子力規制委員会(NRA)の更田(ふけた)豊志委員長(工学者=原子炉安全工学、核燃料工学)と山中伸介委員(工学者=原子力工学、核燃料工学)が…

20182/9

「鬼は外、福は内」。一支国博物館で節分行事。

節分の3日、一支国博物館で「キッズDAY!レッツ節分」が開かれた。昨年に続いて2回目で、児童と保護者120人が参加した。 参加者は節分…

20182/9

一流芸術文化に触れる。劇団四季ミュージカル鑑賞。

劇団四季のファミリーミュージカル「嵐の中の子どもたち」の本公演が4日、市内小学生らを招待した同「こころの劇場」が5日、壱岐の島ホール大ホール…

ページ上部へ戻る