© 【公式】壱岐新聞社 All rights reserved.

20142/7

壱岐合宿で調整 九電工女子陸上部

合宿(海沿いを気持ち良さそうに走る九電工女子駅伝チーム)

九電工(本社・福岡市)女子陸上部の監督、選手4人、トレーナーの計6人が、1月28日から2月4日まで、芦辺町の壱岐の島新春マラソン大会のコースを中心に、壱岐合宿を行った。実業団の陸上部が壱岐で合宿を行ったのは初めて。
九電工女子陸上部の長距離メンバーは、1月19日の選抜女子駅伝北九州大会で優勝するなど、九州を代表する強豪チーム。今回のメンバーは延岡市で合宿中の本隊とは別動隊で、選手それぞれがフルマラソン直前の準備、新人研修、リハビリをしながらのトレーニングなどがテーマ。芦辺町のかなや旅館を拠点にし、清石浜や少弐公園方面へのランニングを毎日続けた。
9日の北九州マラソンで初めてのフルマラソンに挑戦する竹村理沙さん(26)は、大会前にリラックスすることを目的に壱岐合宿のメンバーに選ばれた。「海がきれいで、走っていて本当に気持ちが良い。島ならではの風の強さを感じますが、タイムを気にしないで走る時には、風を受けるのもトレーニングになると思います。平坦なコースも、アップダウンもあり、ハリエーションに富んでいる点も魅力です。すごくリラックスできました」と気持ち良さそうに海沿いを疾走した。
リハビリ中の中尾千明さん(21)は「魚がとにかくおいしくて、お腹いっぱいに食べています。例年はこの時期、奄美大島や宮崎で合宿をしていますが、思っていたほど寒くなかったので、体もよく動いています」と静かでゆったりとした環境が気に入った様子。筑紫女学院高校から今春、九電工入りする山下未来さん(18)、山下希望さん(18)は初の実業団合宿に緊張しながらも、海のそばを走る楽しさを満喫した。
今回の合宿は壱岐市福岡事務所が誘致し、直前の1月23日に藤野圭太監督(46)が同事務所・出口威智郎所長の案内で視察を行い決定した。「当初は合宿の予定はなかったのですが、ゆったりと調整するのには適した場所だと思いました。宿舎からそのままトレーニングコースに入れるので、練習後も体を冷やさない点が気に入りました」と藤野監督が決断した。
だが今後の合宿誘致には厳しい意見も出された。「実業団が合宿をするためには、やはりプラスアルファの部分が欲しい。ただ走れるというだけなら、福岡の近くにも数多くコースはあります。例えば交通規制をしなくても走れるコースがあるとか、海のそばに専用のコースを設けるなど、壱岐にしかない特徴があれば、どんどんと合宿にやってくるのではないでしょうか」と指摘した。
4~6月には十八銀行女子陸上部の合宿が予定されている。島外スポーツ団体誘致促進助成金制度だけでなく、専用のロードコースの整備や、運動部合宿用の設備を備えた宿泊施設など、今後も合宿を継続してもらうためには、様々な工夫、施設整備も必要になってきそうだ。

 




  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

20184/20

初代メンバーが1日限り復活。風舞組25周年記念公演。

壱州荒海太鼓「風舞組」(町田光浩代表)の結成25周年記念公演が14日、勝本文化センターで開かれ、約300人の観客が詰めかけた。風舞組は199…

20184/20

人口減少問題が深刻さ増す。

有人国境離島法の施行から1年が経過し、様々な離島振興策がスタートしている。だがすべての事業が順調に始動したわけではない。何か新しいことを始め…

20184/20

郷ノ浦港観光案内所が開設。ガラス張りで明るさを強調。壱岐ちゃり37台レンタル施設も。

本市観光の窓口である郷ノ浦港フェリーターミナルの隣接地に13日、壱岐観光サービス拠点施設「郷ノ浦港観光案内所」と「壱岐ちゃりサービスステーシ…

20184/13

アマミサソリモドキの研究。壱岐高科学部が成果発表。

壱岐高校科学部(野田龍生、岩永凌征、松嶋真次)は、このほど発刊された「島の科学」平成30年3月号(壱岐「島の科学」研究会発行)に論文「壱岐島…

20184/13

本質を見極める目が必要。

現代は「情報過多の時代」と言われている。情報不足よりはまだ良いのかもしれないが、総務省の平成28年度調査によると携帯電話の世帯普及率は95・…

ページ上部へ戻る