地域情報

芦辺小にピアノ寄贈 作詞家松坂さん遺族

ピアノ寄贈(寄贈されたピアノを弾く芦辺小の児童)芦辺町出身の男性作詞家、松坂直美さん(2002年没、享年92歳)の遺族が、遺品のピアノを芦辺小学校(原洋校長、54人)に寄付し、13日にお披露目会が行われた。
松坂さんは同校の卒業生で、作詞家として「アカシヤの花」「緑の牧場」「りんどうの丘」などの昭和初期の歌謡界に数多くの作品を提供。日本詩人連盟副会長、日本訳詩家協会理事長などを務めた。1959年には芦辺小校歌(遠藤実作曲)も作った。
生前から「昭和39年から使い続けていたこのピアノは、故郷の壱岐に贈りたい」と語っていたことから、東京都在住の長女、岡野みち子さん(73)が、東京壱岐雪州会を通じて申し出て、芦辺小への寄贈が決まった。
原校長は「2人の偉大な作詞、作曲家が作ってくださった校歌に込められた、故郷を愛する心を、このピアノとともに引き継いでいってもらいたい。ピアノは地域に開放するスペースに置いてあるので、地域ぐるみで活用してもらいたい」と話した。

 

関連記事

  1. 「良いもの取り入れるのは壱岐の歴史」海人写真家古谷さんが講演 
  2. 女子郷ノ浦7位、男子勝本10位。県中学総体駅伝競走大会
  3. NCCで百回放送スタート 壱岐高放送部ふるさとCM
  4. 台風少なく朱色鮮やか 壱岐オリーブ園で紅葉が見頃
  5. 女子の制服にスラックスを追加 防寒、防犯対策で壱岐商業高校
  6. 5百個のキャンドルで偲ぶ 郷ノ浦精霊流しに540人
  7. 岩本圭助さんがファミリーの部2冠 島外から415人出走
  8. 盛大に市制10周年記念式典 17人・14団体を表彰

おすすめ記事

  1. ウニや海藻の生態、ホンモノで学び 公民館教室で初の海洋教室
  2. 世界とKANPAIフェス 壱岐焼酎産地指定30周年記念
  3. 俳句ポストに約1400句 壱岐文化協会が特選作品を表彰

歴史・自然

PAGE TOP