地域に根ざしたボランティア活動などを続けている壱岐高校ヒューマンハート部(田島美波部長、19人)の新入生6人に対して、国際ソロプチミスト壱岐(中原恵美子会長)が19日、「Sクラブ」入会式を実施した。
Sクラブとは、国際ソロプチミストがスポンサーとなり、学校や地域に対して役に立ちたいと考えている中学生・高校生の活動を支援する組織。同部は1995年に発足し、毎月の老人福祉施設への訪問活動などが評価されて、結成10年目の2005年にSクラブの認証を受けている。
入会式では「人類の平和と福祉のために心を傾け、力を発揮することを誓います」などのSクラブ誓約を唱和し、助成金(3万円=老人福祉施設への手作りプレゼントの材料費などに活用)の授与などが行われた。
田島部長(3年)は「3年生はもう引退となりますが、ボランティアを通して多くの人と出会えたことが財産になることを1年生に伝えたいと思っています。部で学んだボランティア精神を忘れずに、将来目指している看護師の仕事にも役立てていきたい」と語った。