本市の初夏の名物、ゲンジボタルの乱舞が、今年も市内各所で始まった。
郷ノ浦町平人触の清水橋周辺では19日午後8時過ぎ、早くもピークを思わせる数千匹のホタルが川沿いを飛び交い、黄緑色のせん光で辺り一面が埋め尽くされる幻想的な風景を作り出した。
修学旅行の中学生も、民宿のマイクロバスに乗って見学に訪れ、絶景に歓声を上げていた。
壱岐高校理科室は恒例となったホタルマップの作成を、昨年より4日早い9日からスタートさせ、17日には第2弾を配布した。今年も市内18か所のポイントでのホタル観察数を地図にまとめている。壱岐高校受付で希望者に配布している。