昨年12月17日の第48回防府読売マラソンの視覚障害者女子(T‐12)で2時間56分14秒の世界新記録を樹立した道下美里さん(40=三井住友海上)が1月6~8日、チーム道下の5人とともに本市で強化合宿を行った本市での合宿は一昨年6月、昨年3月に続いて3度目。本市への来訪は昨年5月の壱岐ロータリークラブ創立50周年記念講演以来。
道下さんは当初、壱岐の島新春マラソン(昨年は1月8日に実施)への出場を予定して、この時期の壱岐来訪を早くから決めていたが、今年の同大会は曜日の都合で14日開催となったため、大会出場ではなく強化合宿に変更した。
2泊3日の短い日程だったが、7日午前中には原の辻ガイダンス周辺で35㌔を走り込むなど、日常の福岡・大濠公園でのトレーニングとは環境を変えて、リフレッシュしながらトレーニングに打ち込んだ。沿道からは「道下さん、頑張って」と市民の声援も飛んだ。