地域情報

歩いてゴミを回収 霞翠小ごみゲッツ

 霞翠小学校(大川信也校長、70人)の伝統行事「霞翠小ごみゲッツ」が6日に行われ、全校児童が歩きながら道脇に落ちているゴミを拾い集めた。
目標の距離を歩き通して困難を克服しようとする心を育てようと毎年実施しており、今年で22回目。
ゴミを拾うコースは、芦辺ふれあい広場から壱岐の蔵酒造入口、鬼の窟古墳など芦辺方面を巡るコースや湯ノ本を巡るコースなど約13・5~23・7㌔の4つが設定され、児童たちは希望のコースを選択した。
午前8時半、学校で開いた出発式で大川校長が「ゴミや車、自分や友人の状態に気づき、考え行動してほしい」と激励。児童たちは「霞翠ごみゲッツ!」と掛け声を挙げて出発した。
保護者ら約40人がボランティアスタッフとして見守り、子どもたちが集めたゴミを車で学校に運ぶなどサポート。子どもたちは燃やせるゴミ27袋、金属11袋、ガラス7袋分を集めた。
午後3時過ぎに次々と学校へ戻ってくると、互いの完歩を讃えて労いあった。
最長コースのリーダーを務めた長尾維吹さん(6年)は「長い距離を歩いて体力づくりができた。タバコの吸い殻が多く、これからもゴミを拾ったり捨てないようにしようと思った」と話した。

関連記事

  1. 瀬戸小でワークショップ。公演「星の王子さま」。
  2. 芦辺中学校工事遅延問題、市長・教育長の給与減額。
  3. コケで癒し空間提供。美容室K`sの松嶋さん。
  4. 割石前団長が急きょ辞任~新消防団長に岩永章さん。若者に魅力ある消…
  5. 郷ノ浦は「反対」が圧倒的 市庁舎建設で公聴会
  6. 平均11万3千円の大幅下落 飼料高騰、肥料減産など影響 6月子牛…
  7. 湾内を一斉清掃 半城湾会ら100人参加
  8. 3人が一日海上保安官 海難防止を呼びかける

おすすめ記事

  1. 「蛇」にまつわる名所を観光 一支國研究会がバスツアー
  2. 昭和30年代の地図を手作り 賑いの様子を後世に、勝本町の鳥巣さん
  3. 「思い出よみがえった」 壱岐高煌雪祭で甲子園写真展

歴史・自然

PAGE TOP