歴史・自然

原の辻古代米刈り入れ祭 子どもたちが石包丁体験

原の辻一支国王都復元公園「古代米づくり」の刈り入れ祭が23日、原の辻ガイダンス前の圃場で行われ、主催する一支國研究会のメンバー、市民ら約150人が参加した。

参加者は約6㌃の田圃に実った緑米を、貫頭衣(かんとうい)を着て弥生人も使用していた石包丁、ノコ鎌で1本ずつ丁寧に穂首刈りを行った。収穫後は参加者に黒米で作った雑炊がふるまわれた。

前日の雨でぬかるんでいる田圃も気にせず、子どもたちの先頭を切って刈り入れに精を出した岩永旺祐さん(盈科小1年)は「石包丁で刈るのがすごく楽しかった。石で切るなんて難しいと思っていたのに、よく切れて驚いた。古代米もすごく美味しかった」と笑顔を見せた。

秋の収穫祭は11月20日午前11時から、原の辻ガイダンス広場で行われ、脱穀体験、古代米(黒米、赤米、緑米)を使った料理がふるまわれる。

関連記事

  1. 軽石が一部海岸に漂着 小笠原諸島の海底噴火から10か月 船舶は注…
  2. 国重要文化財ずらり 原の辻国特指25周年記念展
  3. ツルの人工ねぐら整備へ 分散プロジェクトで日本生態系協会
  4. 鎮信鳥居を見物 博物館がバスツアー
  5. クド石製造工程解明か 車出遺跡調査の市教委が報告
  6. 壱岐安国寺の中世文書 県指定文化財に
  7. 日本最古イエネコ骨、線刻文字土器 「カラカミ遺跡の全貌展」で展示…
  8. 壱岐では338羽 オシドリ県下一斉調査

おすすめ記事

  1. 壱岐大大神楽勇壮に 住吉神社で奉納
  2. 最長23・7㌔完歩 霞翠小伝統の「ごみゲッツ」
  3. 市長らの給料減額案は否決 公金私的流用に「厳しい再発防止策を」

歴史・自然

PAGE TOP