地域情報

ワカメ大きく育って 三島小児童が養殖体験

 三島小学校(池内靖明校長、2人)の児童が17日、郷ノ浦町大島の壱岐栽培センターを訪れ、ワカメの養殖体験を行った。
同センターが協力して実施されており、今年で9年目。今回体験したのは德島凪さん(3年)と德島千大さん(1年)の兄弟で、山仲洋紀所長からワカメの生態について教わった後、桶に入れられたワカメを網で振るって胞子を採り、種糸に着ける作業を体験した。
二人は顕微鏡を覗き込み、鞭毛で動き回る「遊走子」と呼ばれるワカメの胞子やワカメについた微細な生き物を観察。小さな海の生き物の世界を学んだ。
山仲所長は「海藻の隙間に小さな生き物がいて、それを魚などが食べる。だから海藻って大事なものです」と教えた。
今年で3年目の体験となった兄の凪さん。昨年はワカメコロッケにして食べた。「今までやったことを思い出しながらやりました。大きく育ってほしい。ワカメはサラダで食べたい」と話した。
今後、11月まで陸上の水槽で育てられた後、12月に海のロープに移設。2月下旬に収穫して調理する予定。

関連記事

  1. 「豊富な資源を一方向へ」~国、県予算の有効活用を主導。黒﨑振興局…
  2. 来年4月から運賃低廉化。谷川、金子両議員が明言。国境離島新法報告…
  3. 日韓で海洋プラごみ回収 50人参加でトラック3台分
  4. 壱岐産米でおもてなし こぎ出せミーティング
  5. 過去最大398㌔クロマグロ 勝本・原田進さん(69)が漁獲
  6. ふれあい広場は白紙撤回 芦辺中学校建設予定地を再検討
  7. 漁場に大型船が錨泊。公海上で対処に苦慮。漁業者 「恐怖感ある」。…
  8. 生涯学習と伝承 石田野広場で交流

おすすめ記事

  1. 子牛価格12・5万円増の高騰 3年8か月ぶりの平均70万円超 壱岐家畜市場 74万7083円
  2. 6小学校の児童が鑑賞 沼小150周年で記念演劇鑑賞会
  3. 原の辻遺跡特別史跡25周年 記念シンポジウム

歴史・自然

PAGE TOP