長崎総合科学大学付属高校(松本浩校長)のエンジニアコースの1年生7人と教員1人が5~7日に本市を訪れ、国土交通省認定のドローンスクール「マリンフライト」(田山久倫代表)で資格取得を目指した。
同校のドローン合宿は、壱岐郷ノ浦ツーリズム協議会と市が一昨年に誘致。これまで科学技術部やエンジニアコースの生徒が来島し、旧芦辺中学校のグラウンドや体育館を活用してドローン操縦の基本を学んできた。
今回は、昨年夏に訪れた生徒のうち、さらに民間資格「ドローン操縦士」の取得を目指す生徒が参加。学科と実技試験に臨み、見事全員が合格した。民間資格を取得すると国家資格を取得する際に試験や費用で優遇措置があるという。
生徒の一人、川勝泰一さんは「祖母から資格は何でも取っておいた方がいいと言われた。(ドローンで)地元の式見町のペーロンを撮影したい」と話した。