文化・芸術

春の七草料理を提供 一支国博物館―

一支国博物館で7日、セリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベラ、ホトケノザ、スズナ、スズシロの春の七草と壱岐産の米と野菜をたっぷりと使った「七草と冬野菜の中華風あんかけ丼」「七草と大根かさねぎょうざ」「七草入り蒸し野菜サラダ」「七草入りトマトスープ」のオリジナルメニューを無料で振る舞うイベント「新春 壱岐の味覚を楽しもう~春の七草定食~」が開かれ、市民120人が参加した。
七草は元壱岐「島の科学」研究会会長の山内正志さん、塚本絹代さんの協力のもと博物館スタッフが博物館周辺に昨年末に採集したものをすべて使用した。
博物館スタッフは「ホトケノザはすでに壱岐では絶滅しているが、近い種類のものを山内さんらが見つけてくれた。子どもたちにとっては苦くて苦手なイメージがある七草を、あんかけ丼やぎょうざなど子どもたちが好きなメニューに調理することで、食べやすく工夫した。春の七草という伝統にも興味を持ってもらえたのではないか」と話した。

関連記事

  1. 豊永琴音さん(初山2年)の版画が知事賞 8万5605人から子ども…
  2. 勇壮に舁き山 郷ノ浦祇園山笠
  3. レトロテーマに第3回定期演奏会 消防音楽隊ハミングバーズ
  4. 長岡美桜さん(壱岐高2年)が最優秀賞 県高校総体ポスター図案に採…
  5. 離島留学生ら7人 入市式で歓迎受ける
  6. 海洋ゴミからイキサウルス 造形アーティストの石田さん
  7. 第8回雪州会賞 壱岐・松本さん、壱岐商・山川さん
  8. 観客「物語の中にいるよう」 壱岐大大神楽 5年ぶりに夏の公演

おすすめ記事

  1. 壱岐ブレイブス九州大会へ 江口主将「1試合でも多く勝つ」
  2. 壱岐の子ども2607人 高齢者は9364人、高齢化率40%に
  3. 盛況に郷ノ浦八日市 子どもたちの手にカーネーション

歴史・自然

PAGE TOP