第69回子ども県展(県教育委員会、県造形教育研究会主催)の結果が12月22日に発表され、小学生版画の部で、大きな魚を船から釣っているデザインを彫った野川大輝さん(霞翠3年)が最高賞の知事賞を獲得した。同部門での知事賞は昨年の豊永琴音さん(初山2年=当時)に続いて2年連続。
教育委員会賞(20点)は小学生絵画部門で山内朝陽さん(志原3年)、造形教育研究会賞(20点)は小学生絵画部門で村井奏太さん(霞翠1年)、坂口恋奈さん(霞翠2年)、松永佳子さん(霞翠4年)、米倉愛理さん(霞翠6年)も入賞を果たした。野川さんを含め霞翠小学校からは5人が入賞する快挙となった。
子ども県展は小学生が絵画、版画の2部門。中学生が絵画、版画、デザイン、立体の4部門で、県内の小中学校と特別支援学校の480校の児童・生徒8万5503人から応募があり、8683点が入選。知事賞、教育委員会賞、造形教育研究会賞の特別賞は各20点だった。特別賞の表彰式は21日に県庁で開かれる。
特別賞60点と特選770点は16日から21日まで長崎県美術館県民ギャラリーで展示された後、佐世保市巡回展を経て、2月15日から19日は壱岐市巡回展として壱岐の島ホールで特別賞全作品、立体の特選全作品、壱岐市の特選作品(平面)、壱岐市の入選作品(平面)など約300点が展示される。