原の辻ガイダンスの「古代米づくり体験 秋の収穫祭」が11月19日に開かれ、親子連れなど約150人が参加した。参加費は100円の予定だったが、悪天候が予想されたため無料となった。
参加者は同施設に展示している昔の農機具での脱穀体験や、土器の破片から完成品を組み立てる「土器パズル」、ダイコンで弾を作った豆鉄砲をワラのイノシシにを当てる「まめでっぽう体験」、投てき、投壺などにチャレンジした。
歯に稲穂を引っかけて人力での稲こぎに挑戦した本山結唯さん(盈科小1年)は「稲を引っ張るのは力が必要で難しかったけれど、ちゃんと脱穀できたので楽しかった。またやってみたい」と笑顔を見せた。
例年は圃場で収穫された古代米や野菜を使った料理が振舞われていたが、コロナ禍を配慮して古代米のちらし寿司と餅を持ち帰り用として配布した。