市民劇団未来座・壱岐(吉永清信座長)の定期公演「印通寺の亀・大志を抱く」が3月27日、一支国博物館であり、市民約80人が観劇した。
石田町出身の偉人、松永安左エ門を壱岐高校2年の吉田亘輝さんが演じ、印道寺に生まれ、23歳で慶應義塾を去るまでの人生を史実に基づき描いた。
公演では福沢諭吉とその娘婿の桃介との出会いや地元の家業をやめる葛藤など感情豊かに描かれ、終演後には大きな拍手が起こった。
吉永座長は公演後、「令和7年には生誕150年を迎える。郷土の偉人の松永安左エ門を再認識していただければ幸いです」と話した。未来座は現在、団員30人で活動しており、随時団員を募集している。