福岡国税局主催の本年度酒類鑑評会がこのほどあり、本格焼酎の部で、壱岐の蔵酒造の「IKIKKO Deluxe」、重家酒造の「御島裸」、玄海酒造の「壱岐」がそれぞれ金賞を受賞した。本格焼酎の部には福岡、佐賀、長崎3県の37製造場から110点が出品されていたが、県内(14製造場、37点)からの金賞は壱岐市内の蔵が独占した。
同国税局は本格焼酎の部について、「原料の特性や蒸留方法等の違いによる特徴がよくあらわれていた。フルーティな香と軽快な味わいを持ったものや、芳醇で香ばしい香りと味にコクのある濃醇なもの、さらに、熟成によるまろやかな味わいがみられるものなど、原料・発酵・蒸留・貯蔵等の各工程に十分配慮がみられた」と評価した。