カツオドリ科の大型海鳥。熱帯や亜熱帯のおもに島に生息する。名前の由来はカツオの群れを見つける印として漁師が名付けた説がある。
翼を広げた大きさは1・5㍍ほどあり、海の上を縦横無尽に飛び回る。上空から魚群を見つけると、身体を一直線にして海面へ飛び込み魚を捕まえる。非常に早い速度で海面に飛び込むが、目には〝第3のまぶた〟と呼ばれる「瞬膜(しゅんまく)」があり、瞬間的に閉じることで眼球を保護しているという。
2月中旬、芦辺町の諸津漁港では、岸に近づいた小魚の群れを見つけたのか、カモメの群れに交じり、盛んに海へ飛び込んでいた。