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壱岐のお宝が勢揃い。10周年記念収蔵品展。

一支国博物館の第49回特別企画展「一支国博物館・長崎県埋蔵文化財センター収蔵品展~学芸員・研究員のおススめ逸品!」が14日に1階テーマ展示室で開会した。5月10日まで。入場無料。

同館と埋文センターがともに14日に開館10周年を迎えたことを記念して、両者の収蔵品の中から「これは!」という逸品約80点を選び抜いて展示。まさに壱岐のお宝が勢揃いしている。解説文は大人も子どもも満足できるように、簡単なものと専門的なものの2種類を掲示している。

主な展示物は、原の辻遺跡重要文化財、カラカミ遺跡の日本最古の地上式周提付炉跡やイエネコの骨、壱岐古墳群の重要文化財、平人触の古銭壺、聖母宮茶壺、朝鮮通信使迎接所絵図、壱岐名勝図誌、六郎瀬鼻出土ステゴドンゾウ化石など。壱岐のお宝の象徴である人面石、金銅製亀形飾金具は全国の博物館で展示されているためレプリカの展示が多くなっているが、今回はともに本物を見ることができる点も貴重だ。

須藤正人館長は「博物館の建物には埋文センター、市教委文化財班が同居しており、文化財保護という共通の目的のため協力し合っている。今回の展示はその3者の成果を結集したもので、10周年記念にふさわしいものとなった。亀形飾金具は私が勝本町教委にいた頃に笹塚古墳の石室内から出土したもので、同様のものは他では見つかっていない。その他の馬具と一緒に出土したのでおそらく馬具の一部で、新羅との交流で壱岐島の首長が手に入れたものではないか」と説明。

また「国立博物館で展示された時には、現在の上皇・上皇后両陛下が、従事に3度促されるまで長い時間、立ち止まって見学されたと聞いている。私にとっても最も印象深い遺物になっている」と話した。

目を引く「ステゴドンゾウ化石」

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