地域情報

初代メンバーが1日限り復活。風舞組25周年記念公演。

壱州荒海太鼓「風舞組」(町田光浩代表)の結成25周年記念公演が14日、勝本文化センターで開かれ、約300人の観客が詰めかけた。風舞組は1992年4月に結成。テレビ番組「いい旅夢気分・正月特別番組」に出演したことなどをきっかけに活動の幅を広げ、94年に東京公演。94、95年は2年続けて米国オレゴン州ポートランドで開かれた「ローズフェスティバル」に出演。その後も姉妹都市の長野県諏訪市、友好都市の兵庫県朝来市や、大阪、福岡、長崎で公演を行ってきた。

今回の公演では初めて、92年風舞組結成時のメンバーのうち12人(現役メンバーの町田光浩、中上良二さんを含む)が集結して舞台に上がり、公演の幕開けを飾る「壱州荒海太鼓」を披露した。演奏前に結成当時と現在を比較する顔写真がスクリーンで紹介されると、会場からは「昔はいい男だった」「若い!!」など歓声と笑い声で会場は包まれた。

初代メンバーの演奏は貫録十分。10年以上も太鼓から離れていたメンバーもいたが、この日のために数か月前から練習を繰り返し、見事なパフォーマンスを披露した。初代メンバーの山口宏司さんは「1日限りの復活だったが、25年前にこの勝本文化センターのステージから始まり、いまこうして舞台に立てていることは感無量だ。風童、風舞組ジュニアといった次世代、その次の世代がたくましく育っていることを、この上なく嬉しく思う」と子どもたちと同じ舞台に上がったことに感動の表情を浮かべた。

公演は風舞組ジュニアの「エイサー」、風舞組の「風雅」「海灔」、客演の津軽三味線・石井秀歩・杏歩と和太鼓・西方小天鼓の「天鳳」などの演目が勇壮に披露され、最後は風舞組と次代を担う風舞組ジュニアによる「壱州荒海太鼓」がフィナーレを飾った。

関連記事

  1. 森俊介さんが市長選出馬へ。Iki‐Bizセンター長。
  2. 山口、山川さんを表彰。東京壱岐雪州会。
  3. 「世界と長崎の貿易品展」 博物館オープン収蔵展示
  4. 「温かい受け入れに感謝」 ウクライナ避難民のヴィクトリアさん
  5. 文科大臣表彰に 石田、瀬戸両小学校。
  6. 消防車が一斉放水 各地区で消防出初式
  7. 木桶の蓋から古文書。明治の生活色濃く。重家酒造。
  8. また記録更新、68万1279円 8月子牛市場も価格高騰

おすすめ記事

  1. 山内さん、松本さんが当選 5人立候補の市議補選
  2. 篠原さんが激戦制し初当選 出口さんに1074票差 壱岐市長選挙 投票率72・64%
  3. 離島留学生ら7人 入市式で歓迎受ける

歴史・自然

PAGE TOP