地域情報

男岳山の石猿群を描く。劇団子未来座・壱岐

劇団未来座・壱岐(土肥正史座長)の第4回定期公演「石猿~男岳山・石工の祈り~」(作・野々ふみ子、演出・堀川真穂)が8月27日、一支国博物館多目的ホールで開かれ、約200人の観客で会場は満席となった。
物語の舞台は1800年程前の壱岐。イヲドリ山(男岳山)の石工・石心(RAY堀川)とその娘・イト(川添愛梨)、石切り場で働く源(土肥正史)を中心に展開。イトは邪馬台国の女王の指示で役人の手によって魏の国に無理やり送られてしまい、父子は離れ離れになる。
石心と源は、絶望と祈りの中で石猿を彫り続ける。猿田彦の神の化身の子猿サクラ(重本利実)と天神に守られる親子が、奇跡の再会を果たすまでを、壱岐の神話、歴史をまじえながら描いた。
未来座のベテラン俳優陣に加え、石田アサ子さんのオカリナ演奏、イト、サクラ役をはじめ村人の子ども役を演じた子役たちの達者な芝居に、会場からは大きな拍手が贈られた。

関連記事

  1. 3人が県知事賞を受賞。第65回子ども県展
  2. 海難防止を呼び掛ける 2人が一日海上保安官
  3. 販売は計画比106% JA通常総代会
  4. 平均価格が4万6千円増 巻き返し傾向の子牛市場
  5. 山口幹雄賞に豊坂元子さん。第63回市美術展覧会
  6. 初山小が団体戦準優勝。子供自転車県大会
  7. 手作り葦船発進 八幡小児童が製作
  8. コスプレ聖地・壱岐を宣伝。台湾コミックマーケット

おすすめ記事

  1. 山内さん、松本さんが当選 5人立候補の市議補選
  2. 篠原さんが激戦制し初当選 出口さんに1074票差 壱岐市長選挙 投票率72・64%
  3. 離島留学生ら7人 入市式で歓迎受ける

歴史・自然

PAGE TOP