地域情報

男岳山の石猿群を描く。劇団子未来座・壱岐

劇団未来座・壱岐(土肥正史座長)の第4回定期公演「石猿~男岳山・石工の祈り~」(作・野々ふみ子、演出・堀川真穂)が8月27日、一支国博物館多目的ホールで開かれ、約200人の観客で会場は満席となった。
物語の舞台は1800年程前の壱岐。イヲドリ山(男岳山)の石工・石心(RAY堀川)とその娘・イト(川添愛梨)、石切り場で働く源(土肥正史)を中心に展開。イトは邪馬台国の女王の指示で役人の手によって魏の国に無理やり送られてしまい、父子は離れ離れになる。
石心と源は、絶望と祈りの中で石猿を彫り続ける。猿田彦の神の化身の子猿サクラ(重本利実)と天神に守られる親子が、奇跡の再会を果たすまでを、壱岐の神話、歴史をまじえながら描いた。
未来座のベテラン俳優陣に加え、石田アサ子さんのオカリナ演奏、イト、サクラ役をはじめ村人の子ども役を演じた子役たちの達者な芝居に、会場からは大きな拍手が贈られた。

関連記事

  1. 空港滑走路延長が急務。後継機の運用定員わずか27人。ORCが検証…
  2. 片山触歴史読本。立石さんが発刊。
  3. 1~3月期15・3%減。壱岐ブロック宿泊動向。
  4. 壱岐焼酎飲み比べも。森の図書室壱岐島店オープン。
  5. 20歳対象に開催へ。令和5年の〝成人式〟。
  6. 中村知事が滑走路延長に否定的見解。壱岐市から県知事要望。
  7. 野元牧場肥育牛が最高評価。メーンの第7区肉牛群で2位。全国和牛能…
  8. 4年ぶりに郷ノ浦祇園山笠 佐賀里の石段に大きな歓声

おすすめ記事

  1. 今年の人身事故8件 市交通安全協会
  2. 中総体県予選に初出場、3位に 空手道クラブチーム修練会
  3. 「壱岐の魅力は日常に」 協力隊長澤さんが活動報告会

歴史・自然

PAGE TOP