地域情報

能・狂言を鑑賞、体験 筒城小

筒城小学校(片山勝也校長、38人)は10月27日、「能・狂言鑑賞会」を同校体育館で開き、全校児童、保護者ら70人が壱岐ではめったに機会がない古典芸能の世界に触れた。
文化庁の「文化芸術による子供の育成事業」の一環で、神奈川県を拠点にしている「鎌倉能舞台」の一行22人が出演。県内で5校、市内では同校のみの公演。10月1日にワークショップが開催され、児童は予備知識を得て鑑賞し、この日も狂言の構え、発声、笑い方などを習った。
「狂言・柿山伏」は柿を盗もうとした山伏が畑主に見つかってしまい、イヌ、サルなどの鳴きまねをしてごまかそうとするコミカルな話。トビのまねをする山伏の姿に、児童からは笑いが起こった。
「能・安達原」は鬼女として生まれ、犯してきた罪に悔恨の念を抱いている女が、諸国行脚の山伏を泊めてもてなそうとしたが、薪を取りに行っている間に鬼女としての秘密を見られてしまう悲しい物語。鬼女の感情表現に児童らは静かに見入った。
 

関連記事

  1. 土木の日フェスタ&消防団フェスタ開催。
  2. 1世紀の歴史を刻む。東京壱岐雪州会記念総会に480人が出席。
  3. 1年間の豊作を祈願。献穀田お田植え祭
  4. 「結果受け止め一層成長したい」。僅差で落選の森俊介候補。
  5. よっち、たかっち、きもいっち。霞翠地区まちづくり協議会。
  6. 議会は「庁舎建設が必要」と結論 採決は賛成11、反対3 庁舎建設…
  7. 壱岐島の銘木・巨樹 林業研究同志会発刊
  8. 壱岐市教職員人事

おすすめ記事

  1. スペイカー来島、野良猫に手術 県動物殺処分ゼロプロジェクト
  2. 原の辻緊急調査で5基の墓 市文化財保護審議会で報告
  3. 子どもたちの未来にベストな選択を

歴史・自然

PAGE TOP