11月14、15日に本市で開催されるお見合いイベント「ミライカレッジ壱岐・第3回イキイキお結び大作戦」(同実行委員会主催)へ向けて、着々と準備が進んでいる。
9月12日には東京都中央区の長崎県の食材を扱っている料理店「築地ふく竹本店」に、壱岐への移住に興味を持つ独身女性14人が集まり、壱岐の魅力に触れる「壱岐カフェ」が開かれた。
白川博一市長も駆けつけ、壱岐焼酎や壱岐から直送の魚介を振る舞いながら「壱岐の男性は内気だけど、包容力は負けない。壱岐の“粋で活きの良い”男性を確かめに11月にはぜひ島に来て欲しい」と熱く語った。
また同店と壱岐をスカイプで結び、壱岐からは着任後間もない笹原直記副市長が壱岐の人々の温かさをアピール。イベント当日に参加する独身男性の先行メンバー3人が壱岐の交通アクセスの良さや名所の紹介も交えながら、自身をPRした。
壱岐でのイベントに東京から参加する女性は、博多までの往復交通費を自費で負担する規定(博多からは5千円負担)になっているが、主催者から「この日に参加の意思表示をした人には1万2千円の補助を出す」と提案されると、すぐに6人が参加を決定。その後も参加を希望する人が出ており、当日は東京、福岡から各10人、計20人の参加が予定されている。
一方、迎える壱岐の独身男性は、9月14日までの応募期間に23人が申し込み、抽選で選ばれた20人が9月24日にセミナーを受講した。白川市長は「幸せは、じっとしていたらやって来ない。積極的に自分から行動して、女性のハートを射止めてもらいたい。きょうがその第一歩になる」と参加者にゲキを飛ばした。
セミナーでは婚活マスターの高橋聰典さんから「男と女は基本的に判り合えないもの。だからこそ“相手を受け入れる”愛が必要」などと男女のコミュニケーション方法や、イベント本番へ向けての準備について学んだ。