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児童160人が4競技を体験 フットボールデーin壱岐

2015JFAフットボールデーin壱岐(長崎県サッカー協会主催)が13日、大谷公園で開催された。
日韓ワールドカップから10周年の平成24年から全国でスタートしたイベントで、サッカークラブ以外の児童も含めて広くスポーツを親しみ、交流を深めることが目的。長崎県は第1回が島原市、2、3回が長崎市で、壱岐市での開催は4回目の今回が初めてとなった。
長崎での開催時にはサッカー以外にラグビー、エアライフルなどの競技を体験したが、本市ではサッカー、陸上競技、バスケットボール、ソフトテニスの4競技を実施。市内16小学校から160人が参加し、すべての競技を体験。各競技団体の指導者から普段は経験していない競技の基礎を学んだ。
女子サッカーで九州代表に選ばれた香椎彩香さん(霞翠6年)はソフトテニスでも才能を発揮。ラケットの中央でボールを捉えて、力強い打球を相手コートに打ち込み、サッカー練習中には見せない笑顔で取り組んでいた。
県サッカー協会の小川勇二専務理事は「決してサッカー人口を増やすことが目的ではなく、子どもたちがあらゆるスポーツに興味を持つきっかけを作ってあげたい。4競技団体がこのような協力、連携してくれたのは素晴らしいこと。将来はサッカー選手を目指す子どもでも、違うスポーツを経験することは大きな財産になる」と話した。
壱岐サッカー協会の山田武範会長も「子どもが少なくなる中、各競技部が子どもを奪い合うのではなく、互いが協力しスポーツを通して子どもを育てていく環境を整備したいという思いで計画した。各団体と協議を重ねて準備は大変だったが、子どもたちの真剣な眼差しと笑顔ですべてが吹き飛んだ」と手応えを感じていた。

 

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