市は8日、文化ホールで、壱岐高校の東アジア歴史・中国語コースに入学した9人のうち、市外からの離島留学生5人を歓迎する「入市式」を開いた。
白川博一市長は「皆さんの先輩たちは、九州、全国の中国語コンテストで輝かしい成績を残し、著名大学の中国語学科や上海外国語大学などに進学。国際舞台で活躍する人材を多く輩出している。親元を離れて不安もあると思うが、里親、学校、市が一体となって支援していくので、安心して夢に向かって取り組んでもらいたい」と5人を歓迎した。
佐賀市出身の中尾美穂さんは「母が郷ノ浦町出身で、年に1回程度、壱岐に遊びに来ていて、壱岐高の中国語コースの存在を知っていた。中国語に興味があり、グローバルな人間になりたいと思い、志望した。壱岐は自然が豊かで、温かい人ばかりという印象。勉強も、英語や美術の部活も思い切り頑張りたい」と意気込みを見せた。