地域情報

平均価格57万円突破 金太郎3産子が高値 10月子牛市

セリ市(高額での取引が続いた金太郎3の子) 壱岐家畜市場の定例10月子牛市が1、2日に同市場で開催された。2日間トータルで670頭(牝281頭、去勢389頭)が入場し、全頭が取引成立。販売総額は約3億8200万円で、前回(8月市場)を約6100万円上回った。
平均価格は57万211円で、前回(53万8337円)比105・9%の伸び。過去最高記録となった4月市場(57万3427円)に迫った。
JA壱岐市・谷口覚畜産部長は「全国的な品薄感から枝肉価格上昇傾向にあり、また消費拡大も進んでいることが反映された。まだまだ頭数は足りないが、何とか昨年10月市場(654頭)を上回る入場を確保できたことは一定の評価をしたい」と話した。
明るい材料としては、平茂晴に続く壱岐産の新スーパー種雄牛・金太郎3の産子が69頭(牝22頭、去勢47頭)入場し、平均価格は牝が52万2622円、去勢が66万477円の高評価を受けたこと。去勢は平茂晴(62万3314円)を上回った。平均日令は平茂晴よりも約20日間ほど若かったが、平均体重は上回った。
初登場の8月市場は2頭の入場だったが、今市場から華やかな本格デビュー。44頭が入場した9月の平戸口中央市場でも高値で取引されており、長崎和牛の明日を担う存在になっていきそうだ。

セリ市(700万円以上の高値も続出)

関連記事

  1. 2年ぶり注意喚起 22日のPM2・5
  2. 海難事故供養に卒業生が漕ぐ 勝本ペーロン大会
  3. 那賀が優勝 スポーツタチカワ杯
  4. 壱岐空港開港50周年 イベントに650人参加
  5. 壱岐初のゲストハウスが開業 大川漁志・香菜さん夫婦
  6. 学生スポーツ・文化の栄誉称える。1団体と3人に市長特別表彰。
  7. 筒城浜で海開き神事。水質は最高の「AA」。
  8. 壱岐のお宝が勢揃い。10周年記念収蔵品展。

おすすめ記事

  1. 今年の人身事故8件 市交通安全協会
  2. 中総体県予選に初出場、3位に 空手道クラブチーム修練会
  3. 「壱岐の魅力は日常に」 協力隊長澤さんが活動報告会

歴史・自然

PAGE TOP