「壱岐焼酎ごっとりまつり」(壱岐焼酎蔵めぐり実行委員会主催)が7日、壱岐文化ホール中ホールで開催され、約190人が焼酎7蔵から提供された47種類の壱岐焼酎を飲み比べした。
同まつりには波佐見市も参加。入場先着150人に波佐見焼の陶器が提供され、豪華な器に注いで壱岐焼酎を満喫した。
ステージでは、石原裕次郎のものまねタレント・ゆうたろうがスペシャルコンサートを公演。ゆうたろうのMCで各蔵の代表者が自社製品のPRを行うなど、和気あいあいのイベントとなった。
乾杯の音頭を取った同会・伊豆平会長は「壱岐焼酎は地場産の米、麦を原料にし、その廃液は和牛の飼料に使われ、その堆肥が再び米・麦を生んでいる。その循環は、酒が人と人のつながりを生んでいるのに似ている。壱岐焼酎は人生の潤滑油です。壱岐焼酎の全国シュアをさらに伸ばしていきたい」とあいさつした。
8日には観光バス2台で「七蔵めぐり」が実施され、島外から10人以上を含む58人が参加。各蔵で試飲を楽しんだ。また5日に福岡市のホテルで、7蔵合同による初の試飲会が催され、予想を大きく上回る510人が参加し、壱岐焼酎の島外での注目度の高さを示した。