社説

B’zが壱岐島をひとつにした

syasetsu B’zのコンサートがきょう13日、壱岐文化ホールで開催される。島外からスタッフも含めて8百人程度が来島する予定で、その多くは初めて壱岐を訪れる人たちだと思われる。壱岐の良さを知ってもらう絶好のチャンスだ。
このコンサート観劇客をもてなそうと、2月20日に「B’zライブ歓迎委員会」が設立され、本番へ向けて様々な準備が行われている。10日には特注した「歓迎のぼり」を各港に20本ずつ設置。空港、文化ホールも当日までに設置して、雰囲気を盛り上げる。印通寺港の花壇は商工会女性部のメンバーが清掃した。
コンサートのタイトルになった「EPIC NIGHT(神がかり的な夜)」にちなんで、賛同者から壱岐の「神がかった写真」を募集して、歓迎ビデオを製作。ユーチューブなどで放映する計画も進められている。
コンサート後に食事をしたり、飲みに出かける人たちに対しては、深夜営業店などをイラストで示した判りやすい特性マップを配布。また約20人が会場周辺で道案内を行う。
その他、到着・出発時の出迎え、紙テープでの見送り、ライブ翌日の観光案内やサプライズの仕掛けなども予定。150人もの市民が登録しているフェイスブックページで「軽トラックが必要」と求めると、あちらこちらから協力の書き込みが相次ぐ。映像用の写真も次々に集まってくる。壱岐を訪れた人たちに心から楽しんでもらいたい、良い思い出を作ってもらいたいという気持にあふれた取り組みが行われている。
この組織の特徴は、観光に直接関わらない人たちが中心に動いていることだ。自身の利益など関係なしに、純粋に来島者のために、壱岐のために、ボランティア精神で活動している。所属している会社や団体も、住んでいる地域も関係なしに、“壱岐島横断的”なまとまりを見せている。これまでの壱岐では見られなかった団結の仕方ではないだろうか。
B’zが壱岐にもたらしてくれたものは、8百人の来島者以上のものがあったように思える。

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