平成27年壱岐市役所仕事始め式が5日、壱岐文化ホールで行われ、職員約250人が出席した。
白川博一市長は年頭訓示で国体開催など26年の出来事を振り返り「多くの人が市職員の対応に感謝の言葉を述べてくれた。今後も大いに職員力を発揮してもらいたい」と労をねぎらうとともに、27年の業務に期待を寄せた。
また地方創生・人口減少対策、市民病院の県病院企業団加入、庁舎建設、航路運賃、燃油価格、自治基本条例、ふるさと納税、交流人口拡大、三島小学校統合、健全財政などについてこれまでの経緯の説明と、今後の取り組みについて職員に指示を出し、「市民が主役の町づくりのため職務に専念することをお願いする。遠慮なく意見・提案を行ってもらいたい」と要望した。
また白川市長は市ケーブルテレビの特別番組「庁舎建設について」に出演し、新庁舎の建設候補地を大谷公園ゲートボール場付近に決めた理由などについて、昨年12月の市議会庁舎建設特別委員会での発言と同様の内容を、市民に向かって説明した。同番組は12月29日から4日まで1日4回、計28回放送された。