「壱岐焼酎七蔵めぐり」(壱岐焼酎蔵めぐり実行委員会主催)が22、23日に開催され、島外からの40人を含む延べ200人が壱岐焼酎の飲み比べを楽しんだ。
参加者は3千円のパスポートを購入し、循環バスで各蔵を移動。各蔵元では蔵自慢の壱岐焼酎と、アルマド(天の川酒造)、およごし(白あえ=山の守酒造場)、鯨なます(玄海酒造)、牛すじ煮込み(重家酒造)、めがらみ(切り干し大根をワカメと生姜酢醤油で和えたもの=猿川伊豆酒造)、ブリの皮(壱岐の華)、壱州湯豆腐(壱岐の蔵酒造)など壱岐独自の肴が用意され、島の食文化を体験した。
マリンパル壱岐では七蔵の利き酒大会などが催され、七蔵めぐり達成者には焼酎ミニボトルと柚子胡椒のプレゼント、さらに「しまとく通貨」などが当たる抽選会も行われた。
市観光商工課は「市制施行10周年、壱岐焼酎乾杯推進条例制定を記念して、2年ぶり2度目の開催。海外から英国の新聞社が取材に来島するなど、地理的表示の産地ブランド指定の認知度が高まったと感じています」と話した。