政治・経済

9年ぶり平均価格85万円突破 子牛価格の高値が続く 平均約86万2千円

JA壱岐市の定期4月子牛市が9・10日、芦辺町の壱岐家畜市場で開かれ、平均価格は86万1809円(牝80万1221円、去勢90万9439円)で、平均82万5485円だった前回の2月市場と比較して3万6324円増、104・40%の大幅アップとなった。
平均価格が85万円を超えたのは2017年4月市場の90万4032円以来9年ぶり。牝牛価格が80万円を超えたのは壱岐家畜市場の過去10年でこれまで2016年12月市場の80万3939円だけしかなく、今回が2回目の出来事となった。
入場頭数は621頭、取引成立頭数は618頭で販売金額は5億3259万8千円で、前回から4060万8700円の増加だった。
壱岐家畜市場では昨年10月の平均62万2153円からわずか半年で23万9656円、38・5%もの急激な高騰となっているが、子牛価格高騰は昨年末から全国的に続いている。県内では3月13・14日の五島が80万9千円、同18・19日の県南が81万9千円、同21・22日の平戸口中央が82万6千円といずれも80万円の大台を突破した。他県では、4月8・9日の佐賀中央が87万4千円、同8~10日の熊本が90万4千円、同11日の大分・豊後豊肥が90万4千円など、90万円台の平均価格に達している市場もある。
日本農業新聞によると「3~4月に導入した子牛は約20か月の肥育期間を経て最需要期の年末に枝肉として出荷できるため取引が活発化している。3月の主要家畜市場の上場頭数は前年同月比2093頭減の2万5236頭で、子牛不足が高値につながっている面もある。枝肉価格も上がっているため肥育農家の収入も上向いているが、これ以上上がると肥育農家が買えなくなるという声もある」などとの記事を掲載している。
種雄牛別成績では2月市場に続き、郷ノ浦町生産の幸男(父・勝乃幸=気高系)が牝101頭、去勢110頭と圧倒的な取引頭数で市場を支えた。

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