歴史・自然

黒崎砲台解体の写真など 原の辻ガイダンスで展示

原の辻ガイダンスで企画展「島のお宝発見!展」が8日から始まった。旧壱岐郷土館に所蔵され、現在は一支国博物館に保管されている約2千点の郷土史料の中から、黒崎砲台を解体する様子を収めた写真や天手長男神社に以前あったとされる「三十六歌仙絵馬」が展示されている。
写真は昭和20年代頃に撮影されたものなどで、郷ノ浦の木製だった昭和橋や壱岐高校の校舎、勝本浦の通りや船グロ、はらほげ地蔵の様子を収めた16枚を展示している。

市文化財班の松見裕二係長は「(昭和を知る)高齢者と若い方が今と昔の壱岐を伝承する懸け橋になればと思う」と話した。
一方、絵馬は平戸藩第8代藩主、松浦誠信が奉納したもので、狩野派の絵師、片山尚景(1628~1717)が描いたといわれている。同神社には三十六歌仙のうち34枚が残っていた。今回の企画展ではそのうち9枚を展示している。入場無料で来年1月30日まで。

関連記事

  1. 自然農法のアイガモを放鳥 原の辻さなぶりの祭り
  2. 「島の環境、総合的視点で」 県下一斉オシドリ調査
  3. 南方系サンゴが進出 国立環境研究所などの調査で確認 海水温上昇 …
  4. 猿岩を海側から 沼津小が海洋教育学習
  5. オシドリの県下一斉調査 県民鳥 湖面でのんびり
  6. カサゴ放流と清掃 渡良小児童 環境問題考える
  7. 「本物を見たのは初めて」 壱岐自然塾がアユ観察会
  8. 妻ヶ島・衣通姫神社で例大祭 鳥居を新築、神社由来看板設置

おすすめ記事

  1. 「ぜひ不妊去勢手術を」 壱岐島299が譲渡会
  2. 協定締結が50者に到達 エンゲージメントパートナー 壱岐新時代 構想に弾み
  3. 県知事賞に 農業組合法人五月

歴史・自然

PAGE TOP