文化・芸術

27、29日にNHK長崎で放送 市民が提案する壱岐の魅力

 4月に郷ノ浦町に開設された睦モクヨンビルで6日、建物を島内の社交場として活用する第2回モクヨンナイトが開かれた。NHK長崎放送局のニュース番組「ぎゅっと!長崎」内のコーナー「ながさき跳町発市」とのコラボレーションで、市民24人が参加し「NHKを通じて発信したい壱岐の魅力のアイデア出し」を行った。この話し合いの様子は27日の同番組(NHK総合午後6時10分から)で紹介され、出されたアイデアからNHKが企画した特集を29日の同コーナーで15分程度生放送する。
壱岐の魅力を見つける作業は参加者が4班に分かれて行い、各班2~3テーマを発表した。発表された主な提案は以下の通り。
▽壱岐は他の離島と比べてアクセスが良く、いきなりリゾートを満喫できるワープ感がある。一瞬で人間の本質に戻れる島。
▽猿岩物産館で販売している「かりんとう」はツバキ油を含め地場産素材100%の手作り。他にもウナギ、モズクガニなど手作りの逸品が多い。
▽壱岐牛は全国でも珍しい地元生まれ、地元育ちの和牛で、決められた飼料のみで育てられているため味のバラツキがない。うまみ成分のオレイン酸の数値は日本一。堆肥はアスパラ、米作にも使われている。
▽イキヒラタクワガタの採集は子どもたちの体験に絶好の素材でビジネスプランになる。
▽島のサイズ感がベストで、釣りや撮影の移動も短時間で済む。
▽地場産の食物で揃わないのは豚肉くらい。自給自足ができる。
▽近隣の見守りなど福祉活動に適した島の広さで、高齢化社会対策の最先端にある。
▽キャンプ天国。シーグラス採集など体験型遊びも豊富にある。
これらの出されたアイデアをNHKが再検討し、29日の放送内容を決定する。

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