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目標超える支援金集まる 11月に野良猫不妊手術実施へ

壱岐の野良猫に不妊手術をする目的で、大村市の特定非営利活動法人「アニマルレスキューハッピーりぼん」(田崎直美代表)が実施してきたクラウドファンディングが12日に締め切られ、延べ475人から当初の目標3百万円を上回る456万1千円の支援金が寄せられた。
クラウドファンディングは3月22日に開始。4月28日に目標の3百万円を達成したことから、第2目標を450万円に設定。手術する頭数も当初の80頭から160頭に増やした。手術は島原市の獣医師の協力で、11月に本市で実施予定。どの野良猫に手術を施すかなどは、今後、壱岐の犬猫保護団体「壱岐島わんにゃんお守り隊299」(松嶋純子代表)と検討して決める予定。
田崎代表(53)は「美しい壱岐島が、猫にも優しくより良い環境になることを願って、全国の方々からご支援いただいた。心から感謝したい。今回160匹の手術を予定しているが、島の猫たちのほんの一部。これをきっかけに、猫たちの不妊手術への関心を持ってもらい、島全体の猫たちの環境が良くなるように、壱岐島わんにゃんお守り隊299と連携して頑張りたい」と話した。
お守り隊299の松嶋代表(48)は「長崎県は全国で殺処分ワースト1、その中でも壱岐市はワースト1の島。だから変えたいし変えないといけない。島民の皆様の協力が必要。人にも動物にも優しい島でありたいと願っている」としている。

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