地域情報

平均価格が4万6千円増 巻き返し傾向の子牛市場

JA壱岐市の定期10月子牛市場が1、2日、芦辺町の壱岐家畜市場で開かれ、平均価格は74万8256円(牝64万1167円、去勢82万7489円)で、前回の8月市場と比べて約3万6千円の増加で、105・08%となった。取引総額は約7百万円減の4億5045万円だった。

3市場ぶりに増加に転じた。4月市場で18年12月以来2年4か月ぶりの84万円台を記録したものの、6、8月市場で大幅下落となり、70万円台維持に危機感が漂っていたが、一気に5%増。牝は4万円、去勢は3万円も上がり、生産者に安ど感が広がった。

9月18、19日の長崎県南市場は2・5%減の69万円台、21、22日の長崎平戸口市場は7・2%減の67万円台まで落ち込んでいたが、22、23日の宮﨑・高千穂市場は6・6%増の74万円台と、市場によるバラつきも出てきていた。

10月から緊急事態宣言などの発令が全面解除されたことに加え、壱岐家畜市場では8月市場から牛RSウイルス抗原を追加した新しい鼻腔粘膜ワクチン「TSV‐3」の上場牛全頭投与を行うなど市場改革にも本格的に取り組んできていることが、購買者の信頼を増した結果になったと思われる。

関連記事

  1. 9人と1団体に市長特別表彰 壱岐高で甲子園目指す勝本中選手 シニ…
  2. 芦辺地区まちづくり協議会設立 魅力と活気あふれる地区目指す
  3. 花雲亭で新年初釜 市指定有形文化財
  4. 市長リコール署名必要数届かず。『署名数は6603筆』。市民団体 …
  5. 山口常光像前で演奏会 陸自大村駐屯地音楽隊
  6. 海難事故供養に卒業生が漕ぐ 勝本ペーロン大会
  7. 第2次市総合計画 10月末までに策定
  8. 10周年記念収穫祭に250人 柳田地域連携プロジェクト

おすすめ記事

  1. 「蛇」にまつわる名所を観光 一支國研究会がバスツアー
  2. 昭和30年代の地図を手作り 賑いの様子を後世に、勝本町の鳥巣さん
  3. 「思い出よみがえった」 壱岐高煌雪祭で甲子園写真展

歴史・自然

PAGE TOP