地域おこし協力隊で情報発信を担当する田口有香さん(40)が、写真や動画を共有できるSNS「インスタグラム」を活用した壱岐市の魅力発信に取り組んでいる。
インスタグラムは、写真や動画をインターネット上に投稿したり、見たりして共有できるSNS。市観光連盟に所属する田口さんはこれまで、インスタグラムに自らが撮った島内の観光地や風景などを投稿し、壱岐の魅力発信をしてきた。
しかし、自身だけでは撮ることができる場所や時間が限られていることから、より多くの写真を紹介しようと、島民や観光客の投稿を「シェア(共有)」することをはじめた。
方法は「#iki_photo」のハッシュタグを付けて投稿された写真を選定して、連盟のアカウントで紹介する。現在は24時間限定で公開される「ストーリーズ」でシェアしているが、今後は継続的に表示される「ハイライト」での表示も予定している。この取り組みは今月1日からはじめ、1週間で100枚を超える投稿が寄せられた。島民に加え、以前に旅行で壱岐に訪れた観光客からの投稿もあるという。
田口さんは「写真や動画を通して壱岐の魅力を再発見していただければ。島民しか知らない隠れたスポットの投稿もお待ちしています。コロナが収束したら壱岐に行ってみようと旅行の計画をしていただけるようになれば」と話した。