市議会定例会7月会議が14日に開かれ、屈折はしご付消防ポンプ自動車を1億5070万円で購入する契約締結案、総額7億3500万円の本年度一般会計補正予算案の2議案を可決し、散会した。
補正予算の主要事業の大半は新型コロナウイルスに関するものとなった。教育関連では、オンライン授業などを行うために小・中学校の全児童・生徒にタブレット型端末を支給するGIGAスクール構想整備事業として、1台4万5千円の端末2460台の購入に1億1070万円、全小・中学校に高速大容量の情報通信ネットワーク環境を整備するために約2億2800万円、GIGAスクール構想に伴う市ケーブルテレビ施設の通信機器更新に約2億8550万円などが盛り込まれた。今年度中に整備する
また、国の特別定額給付金の基準日以降に生まれた新生児(令和2年4月28日~令和3年4月1日生まれ)に対しても不公平がないように10万円を給付する市出産特別定額給付金に1600万円(160人を想定)、売り上げが減少している壱岐焼酎の販路拡大を支援するためプレミアム商品券を発行するなど壱岐焼酎産地力パワーアップ緊急支援事業補助金(負担は県4分の3、市4分の1)に900万円などの新規事業も盛り込まれた。
一方で、新型コロナの影響で中止となった離島交流中学生野球大会、ウルトラマラソン、消防操法大会、防災訓練などの事業費を減額補正した。