地域情報

箱崎地域まちづくり協議会。三島、瀬戸に続き開所式。

箱崎地域まちづくり協議会の設立・事務所開所式が1日、箱崎地区公民館で行われた。市内18小学校区で設立準備が進められている、「まちづくり協議会」の設立は、昨年10月の三島、今年2月1日の瀬戸地域に続いて3か所目となった。

箱崎地区では昨年4月から各公民館などが中心となり、まちづくり協議会の設立準備を始め、10月には住民アンケートを実施。12月からは各部会ごとにまちづくり計画書の策定を進めてきた。2月に浦川隆さんを会長、川原裕喜さんを副会長、江川常博さんを事務局長(集落支援員)とする執行部体制を決め、事務所を箱崎地区公民館内に設置する、まちづくり計画書を白川博一市長に提出した。

計画書のタイトルは「自然豊かで魅力あるまち『はこざき』~子どもからお年寄りまで、きずなを大切にするまち~」とした。

浦川会長は「小中学生、一般から817件のアンケート回答があり、箱崎地区の魅力、課題、問題点が改めて浮き彫りになった。その意見、提言をもとに各部会で課題解決に向けた計画書を作成した。海、山、川の大いなる自然、史跡や伝統芸能などの歴史遺産を守りながら、産業の活性化を推し進める。高齢化率は39・2%と市全体の37・0%を上回っており、地域全体での見守り、買い物など生活支援、災害時の取り組みなどの充実を図っていく」とまちづくりに意欲を見せた。

計画書に盛り込まれた事業計画は以下の通り。
【子ども部会】▽野犬対策▽通学路整備▽子どもが集える場所の確保▽大人にも小山弥兵衛さんについての広報活動
【安全・安心部会】▽シニア世帯の交流及び地域の健康づくり▽防災と危機管理▽買い物支援
【地域づくり部会】▽地域の環境づくり▽伝統行事の継承・三世代交流の推進▽男嶽神社・女嶽神社の環境整備
【産業振興部会】▽古くから地区に伝わる加工食品の特産品化▽「昭和のまちづくり」イベントの実施▽男岳山・女岳山を軸にした観光周遊ルートづくり
【総務部会】▽広報誌発行▽コミュニティバスの運行▽空き家対策事業

関連記事

  1. 壱岐署玄関に門松寄贈 綿井さんと盈科小交通少年団
  2. ランドセルカバー贈呈 市商工会青年部 
  3. 庁舎建設中止でも責任追及沸騰 市議会報告会
  4. 海を眺めて朝ごはん 市民ら壱岐の食材に舌鼓
  5. 旧石器時代の遺物発掘 原の辻遺跡南側
  6. ギネス世界記録達成 555人が壱岐牛リレー
  7. 小島神社周辺などを清掃 内海湾振興会、氏子ら60人
  8. ゲンジボタル見頃迎える 緑の光、各所で乱舞

おすすめ記事

  1. 甲子園出場記念碑 野球部特別後援会が寄贈
  2. 審査員特別賞受賞 温泉総選挙の湯本温泉
  3. 更生保護女性会が 交通安全呼び掛け

歴史・自然

PAGE TOP