異例の10連休となった今年のゴールデンウィークは、前半は天気がぐずつき、4月30日の平成最後の夕陽、5月1日の令和の初日の出観望は雲に覆われて観ることができなかった。「令和初日の出は全国的に曇りだが、九州北部では観られる可能性がある」との天気予報もあり、1日は日の出時間の午前5時半頃に、郷ノ浦大橋、岳の辻展望台、左京鼻などに数人の観望客が日の出を待ったが、太陽の姿は現れなかった。
4月30日で閉店したマルエー生活館は29日から7割引セールとなり、多くの買い物客が訪れた。最終日の30日は、店内の商品がほとんどなくなっていた。GW後半は一転して好天続きとなり、気温も上昇。5日には石田町の壱岐空港測候所で最高気温26・9℃を記録した。
こどもの日の5日は恒例となった壱岐カントリー倶楽部の一般開放が行われ、家族連れが芝生の上にシートを敷いてくつろいだり、カートでコース内を走るなど、広大な緑の中で1日を楽しんだ。1番ホールの急斜面では芝ソリ遊び、ステージでは壱岐高校吹奏楽部、壱岐商業高校壱州荒海太鼓部の演奏などが行われた。3番ホールのグリーン手前にはワイヤーで60尾の鯉のぼりが掲げられた。5日夜はイオン壱岐店横芝生広場で「しまの映画館」が「ボス・ベイビー」を上映。親子連れら約150人が屋外で映画鑑賞を楽しんだ。