市は2月28日、福岡市のよしもと天神ビブレホールで、吉本興業の福岡よしもとに所属する芸人、寿一実さん(62)、コンバット満さん(49)、ケン坊田中さん(47)、高田課長さん(50)の4人を壱岐市観光大使に委嘱する任命式を開いた。任期は2022年3月までの3年。
4人は福岡のテレビ・ラジオ番組を中心に活躍しており、市は福岡都市圏での情報発信を強化するために、4人に就任を要請した。任命式後に行われたトークショーで寿さんが「本当に私たちでいいんですか?」と聞くと、白川博一市長は「あなたたちがいいのです。抜群の知名度と軽妙なトークで壱岐をアピールしてほしい。年間55万人の観光客を倍増させたいので、ぜひ協力をお願いしたい」と熱烈なラブコールを送った。
▽寿一実さん「趣味が磯釣りで、壱岐の磯には年間10回以上通っている。秋に開催する私のイシダイクラブの今年の大会は壱岐で開催することにいま決めた。観光大使として、観光客を増やすのはもちろんだが、壱岐で普段食べている食材を九州、本州へ発信していくのも手だ」。
▽コンバット満さん「冬は必ず壱岐に行っている。普通に防波堤から30㌢以上のアジが釣れるのがすごい。レギュラー番組が4~5本あるので、壱岐で釣りをしたり、壱岐のパワースポットを回ったりする番組を作り、発信していきたい」。
▽ケン坊田中さん「温泉ソムリエと九州観光マスターの資格を持っていて九州の観光地をいろいろと回っているが、壱岐が一番だ。美味しいもの、自然、良いお酒があり、福岡から1時間で行ける。いつの日か壱岐が福岡県になることを夢見て、頑張っていきたい」。
▽高田課長さん「初めてロケの仕事で行ったのが壱岐で、壱岐とは縁がある。歴史、自然、グルメ、観光名所がたくさんあり、ちょっとしたリゾート気分で行ける素晴らしい島。住宅アドバイザーと建築インストラクターの資格を持っていてDIYも好きなので、再来年くらいには壱岐に家を建てて、住民票も移そうかなと思うくらい、将来的に住むのに良い島だと思っている」。