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壱岐JrがリレーB決勝7位。全国小学生陸上競技交流大会

日清食品カップ「第34回全国小学生陸上競技交流大会」(日本陸連主催)が18日、陸上競技の聖地である神奈川県横浜市の日産スタジアムで開催された。長崎県代表として男子4×百㍍リレーに出場した壱岐ジュニアランナーズ(Jr)チームは予選で52秒35と、県大会のタイム(54秒15)を大幅に更新。全体13番目で9~16位チームによるB決勝に進出し、7位に入った。女子走り高跳びに出場した松本陽鞠(壱岐Jr)は1㍍15で45位だった。大会の模様は26日午後3時半からNHK・Eテレで録画放送される。

男子4×百㍍リレーの予選1組に登場した壱岐Jrは、福岡、滋賀、京都と優勝候補に挙げられている強豪と対戦。1走山内琉空(りく、初山6年)、2走重井鞍吏(あんり、八幡6年)、3走田中咲稀人(さきと、田河6年)、4走東谷豊連(とよまさ、渡良6年)と県大会と同じ布陣で挑み、懸命に前を追った。結果は52秒35で予選1組5位。計6組47チーム中、13番目のタイムで、上位24チームが進めるA~C決勝のB決勝進出を決めた。B決勝も同じ布陣で臨み、タイムは予選よりやや落として52秒65で8チーム中7位。壱岐Jrの成績は全体の15位相当となった。壱岐Jrは昨年もこの種目で大会出場して準決勝に進出した。昨年とは形式が変わったものの、順位的にはほぼ昨年と同じ善戦となった。またタイムは昨年準決勝の52秒80を大きく更新した。

リレーチームのキャプテンを務めた東谷は「B決勝以上に行くこと、52秒台前半をマークすることを最低目標としていたので、それをクリアすることができたのは良かった。県大会のタイムを2秒近く上回れたのは、練習の成果だと思っている。決勝でタイムを落としたのは、予選からあまり時間がなかったうえに、集合場所が判らなくて階段を上がったり下りたりバタバタしてしまい、体力回復ができていなかったのが原因だと思う。来年のチームにはそのような準備もしっかりして臨んで、ぜひA決勝を目指してもらいたい」と壱岐Jrの後輩たちに夢を託した。

リレーチームの予備メンバーとして帯同した立石雅人(盈科5年)は友好男子百㍍に出場して14秒45をマーク。県大会の5年男子百㍍でマークした14秒79を上回る好記録だった。「日産スタジアムは雰囲気があって、コースに立つとすごい迫力を感じた。このスタジアムを経験したことを、来年につなげていきたい」と決意を新たにした。女子走り高跳びの松本陽鞠(ひまり、盈科6年)は1㍍10、1㍍15をいずれも1本目でクリアする好スタートを見せたが、1㍍20を3回の試技でクリアできず、記録は1㍍15。県大会でマークした1㍍21に届かなかった。それでも壱岐Jrはこの大会に、2016年は竹下紘夢が男子5年百㍍で全国4位、長岡幸奈は女子走り幅跳びで17位、昨年はリレーチームが準決勝進出、そして今年もリレーと女子走り高跳びに出場と常連になっており、全国に「壱岐」をアピールし続けている。

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