市は10日、壱岐高校調理室で、国際交流クッキングを行った。
市は法政大学と2015年12月に、地域産業の振興、地域社会の発展を担う人材の育成と教育研究の向上を目的に連携・協力協定を結んでおり、同大専門職大学院生(外国人留学生)をインターンシップとして受け入れている。
昨年1~2月に来島した中国人留学生の高靜さんに続いて、2人目として1月20日から2月24日まで市地域振興推進課、市観光連盟で従事しているのはタイ人のアッサワシタノン・ピーヤワンさん(30)で、高校生と交流しタイの文化を紹介する目的で、料理教室を開催した。
ピーヤワンさんはタイで一般的なスイーツの「かぼちゃのココナッツミルク煮」「タピオカ・ココナッツ」の2品の作り方を、同校調理部の1、2年生3人に手ほどきし、一緒に味わった。
ピーヤワンさんは「ココナッツミルクやナンプラーは、壱岐のスーパーマーケットでも販売している。タイ料理はスパイスもいろいろと使って、辛み、甘み、酸味などが複雑に入り組んでいて、日本の料理よりも味がはっきりとしているのが特徴。壱岐の人たちにもぜひ作ってもらいたい」と話した。
17日は市ヘルスメイトのメンバーに、グリーンカレーなどの調理を教えながら、文化交流を行う。