友だち追加

© 【公式】壱岐新聞社 All rights reserved.

20173/3

社説・一流との出会いが子どもの財産に

「壱岐の島・野球教室」の開催が決まった。前中日ドラゴンズ監督の谷繁元信さん、西武、中日で活躍した和田一浩さんが来島し、中学生に野球指導をする。
ともに通算2千本安打を誇る名球会メンバーで、野球少年なら誰もが憧れる存在。コーチしてもらえる子どもたちがうらやましいと思う保護者もいるだろう。
海星高校に進学して甲子園出場を果たした土谷一志投手と小畑翔大選手は、中学3年時の離島甲子園で、壱岐選抜チームのエースと主将として地元優勝を果たした。2人は大会後のプロ野球OB軍団「まさかりドリームス」による野球教室で、村田兆治さんらに手取り足取りの指導を受けたことも財産となり、高校進学後にさらに大きく成長した。
技術的な指導はもちろんだが、スーパースターを目の前にしたことで、将来の夢が現実に近づいて感じられたという効果もあったことだろう。今回コーチを受ける中学生から、土谷、小畑に続き甲子園に出場する選手が生まれると信じたい。
今年の壱岐の島新春マラソンには、今夏のマラソン世界選手権代表候補の川内勇輝選手がハーフマラソンで圧倒的な強さを見せた後に、小学生2㌔の4レースすべてに出場して先導役を務めた。その川内さんが「壱岐にはすごい小学生がいる」と目を輝かせたのが、6年女子の田中咲蘭さん(田河6年)と、5年男子の竹下紘夢さん(渡良5年)だった。2人とも川内さんが作るペースにしっかりと付いて行き、竹下さんは大会記録更新、田中さんは記録にあと1秒という素晴らしい成績を残した。2人は、先日の県下一周駅伝大会の小学生部門でコンビを組み、同部門で見事に優勝した。レース中に、川内さんの背中の映像と後押しする声を、思い出したのではないだろうか。
離島は一流アスリートに出会う機会が、どうしても少ない。市には、ふるさと納税などを活用して、今回のようなコーチングイベントを、ぜひ定期的に実施してもらいたい。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

20219/13

西鉄薬院駅に大型広告 猿岩大きくPR

市は福岡市の西鉄薬院駅の下りホームに、高さ5・2㍍、幅2・8㍍の看板広告を設置し、乗降客に壱岐観光をPRしている。 国の離島活性化交付…

20219/13

今季は特等米も 日本酒仕込み開始 新酒は10月下旬に 重家酒造

日本酒を製造する重家酒造横山蔵で今季の製造が始まった。 酒米の初蒸しとなった6日は、早朝から酒のもとになる麹を造る米120㌔を甑(こし…

20219/13

道下美里さんが金メダル 「壱岐は第2のふるさと」 東京パラリンピック 視覚障害女子マラソン

東京パラリンピック最終日の5日、陸上女子マラソン視覚障害T12が東京・国立競技場を発着点とする42・195㌔のコースで行われ、これまで本市で…

20219/6

松尾さんが最優秀賞受賞 中学生弁論大会県大会

 8月3日にビデオ審査方式で開かれた第71回「社会を明るくする運動」中学生・高校生長崎県弁論大会(同運動県推進委員会主催)の結果がこのほど発…

ページ上部へ戻る