コール・リーベ女声合唱団の40周年記念コンサートが11月26日に壱岐の島ホール大ホールで開かれ、市民ら約3百人が鑑賞した。
同団は1975年にヤマハ音楽教室のレッスンに通う保護者を中心に女声コーラスを発足。89年から長崎県おかあさんコーラス連盟に加入し、同大会に通算26回出演。これまで九州交響楽団、東京混声合唱団、ニューヨーク・シンフォニック・アンサンブル、ボニージャックスなどと共演してきた。同団の指導、指揮をする山内和子さんは2011年に県民文化功労章を受章した。
山内さんは「歌い続けられることは家族、地域の方々、行政など周囲の愛情があってこそのこと。歌への憧れ、強い思いを持ちながら、きょうまでやってこられた」と40年を振り返った。
この日のコンサートは「歌は愛 ただ一途に願いを込めて」をテーマに、山内さんの指揮、菊田紀子さんのピアノで「テネシー・ワルツ」「アヴェ・マリア」「アカシヤの花」などの女声合唱、ゲストの菊田光紀さんのピアノ独奏、豊島正伸さんのテノール独唱などのプログラムで、40周年の感謝を披露した。